SBI証券にドルを預けていても利息が付かないから、外貨建MMFを運用してみたよ!
SBI証券 外貨建MMF運用
「外貨建MMF」とは?
「外貨建MMF」って何?という方は、まずはこちらのページをご覧ください。メリットやデメリットについても解説しています。
運用ルール
ぼくは毎月、米国高配当株式ETFを定期購入しています。そのため購入用に用意したドルや配当金として入金したドルが多少口座に預けられている状態になっています。余っているドルは翌月のETFの購入に回すため円への換金はしませんが、そのまま預けていても金利はつかないため、以下のルールで外貨建MMFを購入することにしました。
運用ルール
- 毎月米国ETFの購入後、口座に余っているドルをすべて外貨建MMFの購入に充てる
- 購入時に一番利回りの高いドル建ての商品を選ぶ
- 月末に分配金が再投資されるのを待ってから、翌月1日に全額売却してドルで受け取る
外貨建MMFは数日だけの短期投資や、何十年という長期投資には向いていないと言われます。そのため上記の運用ルールでは預ける期間が半月ほどと短いのですが、都度手作業で購入していたため「全額購入・全額売却」というシンプルなルールでやっていました。
2023年運用実績
では、実際に去年運用してみてどれくらいのにな利益になったのか確認してみましょう。
再分配された金額や売却時の利益の確認は、SBI証券の「My資産」という機能で簡単にできます。
配当金確認のページに遷移後、照会条件の【期間】に「2023年1月1日~2023年12月31日」と入力し、【商品】に「外貨建MMF」を選択し【照会】ボタンを押します。
税引き後で合計「1,954円」と出てきました。内訳を見ると去年の3月から外貨建MMFの購入を開始していることがわかったので、10か月間の運用実績ということになります。1か月あたり195円ほどの利益になります。そのままドルを預けて利息が0ということと比べれば、ずっとうれしいです!笑
ちなみに「円」での表示になっていますが、実際は「ドル」で受け取っています。外貨建てMMFは利益に対して課税されますが、円に置き換えた状態で計算されるようです。なので円換算すると損失が出ていて課税されなかったとしても、為替差益が発生するケースもありました。可能性としてはその逆も起こりうるということは念頭に置いておきたいと思います。
ぼくの場合は毎回購入金額が異なるため手動で購入作業をしていましたが、自動で定額積み立てることも可能です。売買手数料は発生しないため、手間と利益を鑑みてそれでもメリットが大きいと感じる場合はぜひチャレンジしてみてください。
今年も米国高配当株式ETFをこつこつ積立しつつ、残っているドルは外貨建てMMFで運用を続けたいと思います。
今日はここまで!
最後まで読んでくれてありがとうございました・ω・